親鸞仏教センター

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The Center for Shin Buddhist Studies

― 「現代に生きる人々」と対話するために ―

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Vol.05「邪見を離れること ―『月蔵経』「諸悪鬼神得敬信品」試論 ―」
Vol.05「邪見を離れること ―『月蔵経』「諸悪鬼神得敬信品」試論 ―」 親鸞仏教センター研究員 藤原 智 (FUJIWARA Satoru)  親鸞仏教センターでは、現代社会と親鸞思想の接点を探るという目的のもと、親鸞の主著である『教行信証』「化身土巻・末巻」の研究に取り組んでいる。「化身土巻・末巻」は末法という時代を通して親鸞が見いだした人間の問題(異執)が描き出されている。今回は、『日蔵経』に続く『月蔵(がつぞう)経』の引用について、「邪見」をキーワードに追っていきたい。 ■...
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Vol.04「仏に帰依するということ ―『日蔵経』試論 ―」
Vol.04「仏に帰依するということ ―『日蔵経』試論 ―」 親鸞仏教センター研究員 藤原 智 (FUJIWARA Satoru)  親鸞仏教センターでは、現代社会と親鸞思想の接点を探るという目的のもと、親鸞の主著である『教行信証』「化身土巻・末巻」の研究に取り組んでいる。「化身土巻・末巻」は末法という時代を通して親鸞が見いだした人間の問題(異執)が描き出されている。今回は、前回に見た総論としての『涅槃(ねはん)経』からどのような展開となっていくのか、『日蔵(にちぞう)経』に注目したい。 ■...
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Vol.03「「化身土巻・末巻」の課題とは何か」
Vol.02「「化身土巻・末巻」の課題とは何か」 親鸞仏教センター研究員 藤原 智 (FUJIWARA Satoru)  親鸞仏教センターでは、現代社会と親鸞思想の接点を探るという目的のもと、親鸞の主著である『教行信証』「化身土巻・末巻」の研究に取り組んでいる。「化身土巻・末巻」は末法という時代を通して親鸞が見いだした人間の問題(異執)が描き出されている。今回からその「化身土巻・末巻」の本文を追いながら、問題となる点について研究会での議論を踏まえて報告していきたい。 ■...
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Vol.02「「顕密体制と専修念仏」」
Vol.02「「顕密体制と専修念仏」」 親鸞仏教センター研究員 藤原 智 (FUJIWARA Satoru)  2013年12月24日、東京国際フォーラム(有楽町)において、大阪大学教授である平雅行氏をお招きし、「顕密体制と専修念仏」というテーマで、『教行信証』「化身土巻・末巻」研究会を開催した。「末巻」は、初めに「余の諸天神に帰依せざれ」という文が掲げられるが、親鸞がこの文を掲げたときに見据えていたものは何であったのか。そのことを考えるため、親鸞がいかなる社会に身を置いていたのかについてお話いただいた。ここにその研究会の一部を紹介する。 ■...
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Vol.01「教誡(きょうかい)」という言葉のもつ課題
Vol.1「教誡(きょうかい)」という言葉のもつ課題 親鸞仏教センター研究員 藤原 智 (FUJIWARA Satoru)  親鸞仏教センターでは2013年6月より新たに『教行信証』「化身土巻・末巻」研究会を発足した。 『教行信証』「化身土巻・末巻」は浄土教文献の引用もほとんどなく、『教行信証』全体のなかで特異な文脈であると感じられる。そのためか、これまでの『教行信証』研究の歴史でも、この「末巻」に焦点が当てられたものは少ない。本研究会では、「末巻」冒頭での「教誡」という言葉を軸に、「末巻」のもつ意義を確かめていく試みをしている。 第一回・第二回の研究会では、まずこの言葉のもつ意味が確認された。今回はその報告である。 ■...