本年度は共通テーマを「交差する世界――浄土と穢土」として、「浄土」についての学びを深めていきます。
浄土は、彼岸とも言われ、遥か彼方の世界であるようにも感じますが、浄土を通してこの我々の世界(穢土)、私たちの足下が確かめられてきた伝統もあります。
浄土という共通の課題のもと人間存在について探ってまいりたいと思いますので、是非ともご参加ください。
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浄土と私たちはどのように関係するのか。このことが「往生」という言葉のもとに思索されてきた。「往生」について多角的な視点から思索することを目的に、12月の講座は3 名の研究員によるオムニバス形式で開催する。
雑誌『精神界』は、清沢満之を中心とした信仰の「共同体」――浩々洞が母体となり発行された。同誌には経文解釈の連載があるが、そこには個々人の名ではなく「浩々洞註」という名のりがみられる。
本講座では『精神界』に掲載された経文解釈の論稿から浩々洞という「共同体」による浄土の捉え方に迫っていく。
親鸞の思想は、近代知識人の関心を惹きつけてきた。社会学者のなかにも親鸞の思想に魅了されたものがいる。彼らは、親鸞の思想を通じて、現代社会の問題を批判的に検討しようとした。
本講座では、ロバート・ベラーと大村英昭の親鸞論に注目し、社会学における親鸞の語り方、浄土の論じ方を取り上げる。
なお、開始時刻の10分前より配信システムのチェックを兼ねて、講師と司会者の「開始まであと10分フリートーク」を行っておりますので、講座にあわせてご覧いただけましたら幸甚に存じます。