
研究誌『現代と親鸞』 掲載Contents

■研究論文
■ 清沢満之研究会
中西 直樹 「「近代仏教」再生の可能性と限界 ―新仏教と俗人登用の試みと挫折 ―」
■ 親鸞と中世被差別民に関する研究会
原田 信男 「肉食の始原と否定・工程の論理」
■ 連続講座「親鸞思想の解明」
本多 弘之 「 浄土を求めさせたもの ――『大無量寿経』を読む ―― (34)」
中西 直樹 「「近代仏教」再生の可能性と限界 ―新仏教と俗人登用の試みと挫折 ―」
原田 信男 「肉食の始原と否定・工程の論理」
本多 弘之 「 浄土を求めさせたもの ――『大無量寿経』を読む ―― (34)」
江原由美子 「現代社会とフェミニズム」
木村 哲也 「忘れられた存在を語り直す/忘れられた存在と出会い直す――ハンセン病問題と駐在保健婦――」
全体テーマ:「〈いのち〉という語りを問い直す」
【問題提起】
長谷川琢哉 「倫理的葛藤と〈いのち〉の言説」
中 真生 「「いのち」とその産み育ての結びつきを問う――「母性」、出生前診断、「赤ちゃんポスト」などを手がかりに――」
森川 輝一 「宗教と政治の間――ジャック・ロールズの冒険――」
【全体討議】
加藤 秀一(コメンテーター)・中村 玲太(コーディネーター)
全体テーマ:「近代の宗門教育制度と清沢満之」
【問題提起】
江島 尚俊 「真宗大谷派における教育制度と哲学」
川口 淳 「メディアと大谷派教育――明治20年代から白川党改革運動まで――」
藤原 智 「清沢満之と真宗大学(東京)の運営」
【全体討議】
林 淳(コメンテーター)・長谷川琢哉(コーディネーター)
本多 弘之 「 浄土を求めさせたもの――『大無量寿経』を読む――(33)」
安藤 礼二 「鈴木大拙の浄土論」
三枝 暁子 「身分制から見た中世社会」
立川 武蔵 「生命への意味付けと阿弥陀仏」
全体テーマ:「世紀転換期の宗教思想運動――内村鑑三・綱島梁川・清沢満之」
【問題提起】
赤江 達也 「「無教会主義」の波紋――内村鑑三から塚本虎二へ」
古荘 匡義 「実験と言説――綱島梁川からの宗教思想運動」
名和 達宣 「「精神主義」運動の波紋――曽我量深を中心に」
【全体討議】
鶴岡 賀雄(コメンテーター)・長谷川琢哉(司会)
本多 弘之 「 浄土を求めさせたもの――『大無量寿経』を読む――(32)」
坂上 暢幸 「裁判員体験とは何かを考える――裁判員制度十年を見つめて」
大城 聡 「良心的裁判員拒否と責任ある参加――制度開始十年を経て」
四方田犬彦 「アーカイヴとしての『教行信証』」
梯 信暁 「源信『往生要集』の菩提心論」
テーマ:「生まれることを肯定/否定できるのか?――反出生主義をめぐる問い」
【提言】
青山 拓央 「生まれることの悪と、生み出すことの悪」
竹内 綱史 「生のトータルな肯定は可能か――ショーペンハウアーとニーチェから」
難波 教行 「「生命讃仰」言説の落とし穴――親鸞思想を通して」
【全体討議】
加藤 秀一(コメンテーター)・中村 玲太(司会)
本多 弘之「 浄土を求めさせたもの――『大無量寿経』を読む――(31)」
佐藤 卓己 「「ポスト真実」時代の輿論主義と世論主義」
橋本 健二 「現代日本の階級社会とアンダークラス」
伊藤 聡 「「神国日本」という語りの重層性」
テーマ:「〈かたられる〉死者」
【問題提起】
中村 玲太 「〈かたられる〉死者」」
【提言】
加藤 秀一 「亡き人を〈悼む〉こと、「死者」を忘れること」
師 茂樹 「「死者」はどこにいるのか―仏教の死者観と人間中心主義―」
吉水 岳彦 「極楽に住き生まれて」
【全体討議】
佐藤 啓介(コメンテーター)・中村 玲太(司会)
本多 弘之「 浄土を求めさせたもの――『大無量寿経』を読む――(30)」
西本 祐攝 「「他力門哲学骸骨試稿」に学ぶ――研究の方向性」
金子 彰 「鎌倉仏家の注釈活動――親鸞遺文を通して」
細川 涼一 「西大寺叡尊と非人――叡尊の自伝『感身学正記』を中心に」
全体テーマ:「井上円了と清沢満之」
【提言】
長谷川琢哉 「仏教の近代化と「哲学」――井上円了と清沢満之の教育への関わりを背景として」
星野 靖二 「「合理的宗教論」と「実存的宗教論」――井上円了と清沢満之を取り巻く同時代的な文脈」
佐藤 厚 「絶対・相対の関係『大乗起信論』――井上円了と清沢満之の解釈」
【全体討議】
岡田 正彦(コメンテーター)・名和 達宣(司会)
本多 弘之「 浄土を求めさせたもの――『大無量寿経』を読む――(29)」
河﨑 豊 「ジャイナ教の信仰と生活」
山本 芳久 「トマス・アクィナスにおける恩寵と自由意志」
全体テーマ:「精神主義とその時代」
【問題提起】
名和 達宣 「哲学者・清沢満之と「精神主義」という経験」
長尾 宗典 「高山樗牛・姉崎正治の〈憧憬〉と宗教意識――清澤満之・浩々洞グループの「精神主義」との比較を通じて」
水野 友晴 「明治宗教哲学における「立脚地」探求の諸相――清沢満之、綱島梁川、西田幾多郎」」
【全体討議】
福島 栄寿(コメンテーター)・長谷川琢哉(司会)
竹村 牧男 「往生のそのさきについて」
本多 弘之 「願生心と菩薩道」
本多 弘之「 浄土を求めさせたもの――『大無量寿経』を読む――(28)」
ステファン・グレイス 「教行信証「証」の巻における法身の「意志」問題――鈴木大拙の解釈を中心に」
藤元 雅文 「『愚禿鈔』における善導思想の受容について」
平川 宗信 「親鸞思想に立脚した憲法的刑法学を求めて――本願法学への歩みと現在」
平川 克美 「現代の贈与論――これからの時代のモラル・「贈与」ということの理解を通じて」
【発題】
彌永 信美 「「オリエンタリズム」再考」
【発題】
オリオン・クラウタウ 「「宗教」概念を考える――近代日本における「宗教」としての仏教の生成」
【全体討議】
大平 浩史(コメンテーター)
本多 弘之「 浄土を求めさせたもの――『大無量寿経』を読む――(27)」
岡田 正彦 「リフォーマーとしての清沢満之――「教団」の世紀と精神主義」
山根 道公 「遠藤周作と井上洋治の思索――現代日本人に南無の心に生きる喜びと平安を届けるために」
前野 隆司 「心の哲学と幸福論」
佐々木 閑 「仏教サンガとはなにか」
内藤 正典 「イスラームは、なぜ誤認されるのか」
本多 弘之 「他宗教との対話の方向性」
本多 弘之「 浄土を求めさせたもの――『大無量寿経』を読む――(26)」
末木 文美士 「菩薩の倫理とその根拠」
岸見 一郎 「よく生きるということ」
【問題提起】
中野目 徹 「近代日本のナショナリズムを考える――「明治の青年」を事例にして――」
【全体討議】
中川 未来(コメンテーター)
水島 朝穂 「憲法の「古稀」について考える」
本多 弘之 「本願の国土」
本多 弘之 「 浄土を求めさせたもの――『大無量寿経』を読む――(25)」