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![]() 本講座は、所長の本多弘之が、親鸞の生きた人生 態度を現代社会の大切な思想として掘り起こし、親 鸞の思想・信念を現代の言葉で表現することを目的 とした連続講座です。 現在は、『仏説無量寿経』をテキストとして、講座を開催しております。 (これまでの講座の要旨はこのページの下部よりご覧いただけます) |
回数 | 日程 | 会場 |
2022年 7月 休講 | ||
2022年 8月 休講 | ||
第134回 | 2022年 9月13日(火) | 対面講義(於:親鸞仏教センター)、並びに、オンライン配信 |
14:00〜16:00 開催 | ||
講師 | 講座開設の趣旨 |
![]() ![]() 本多 弘之 親鸞仏教センター所長 ■研究領域 近代教学論 ■経歴 1961年 東京大学農学部林産学科卒業 1966年 大谷大学大学院修了、同大学助手 1976年 大谷大学助教授(〜1983年) 1986年 真宗大谷派本龍寺住職 2001年〜 親鸞仏教センター所長 2012年 真宗大谷派より講師(学階)を授与 所長のコラム「濁浪清風」はこちら>> |
現代文明の溢(あふ)れる人間社会を生きているものにとって、入手できる情報の範囲はずいぶん広がってはいる。しかし、生まれてから死ぬまで、それぞれの人が与えられる自己の状況に、自分自身が納得し、こころから頷(うなず)けるかというなら、決してそうではない。一般的な条件と、ことさらに自分に起こってくる事件や事実との間には、どう考えても不条理だとしか考えられない落差が出てくるからである。その落差を、仏教的表現では「宿業因縁(しゅくごういんねん)」と教えるのであるが、この宿業因縁を自己に必然の事実であると引き受けることは容易ではない。 その落差の条件を譬喩(ひゆ)的に表現するなら、「届かない彼方(かなた)」とか「見えざる背景」とか、あるいは「自己に負荷されている祖先の業報(ごうほう)」とかというのであろう。これは、理知分別(ふんべつ)の計数には決して翻訳できない人間の条件なのである。しかもそれが、現実のわれらの生存を厳粛に規定している。この宿業因縁の圧迫から解放しようとする要求が、「浄土を求めさせる要求」の深みにあるのではなかろうか。 |
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親鸞思想の解明 | 親鸞聖人ご命日のつどい |
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